スタッフの採用面接で「良い人材」を見抜く方法は?(2/3)

石川恵
石川恵 社会保険労務士

クリニック専門社労士がレクチャーする院長のためのクリニック労務Q&A

~採用・労働契約編~

Q:スタッフの採用面接で「良い人材」を見抜く方法は?(2/3)

A:面接相手を見抜くために3つのポイントを押さえましょう。

その2

退職理由は必ず確認めた施設が5つあれば5つ全部、「ここはどうして辞められたのですか」と確認していきます。

その場合、「院長の○○が原因で……」と、退職理由を他人の所為にする人は要注意です。それが事実であったとしてもいうべきことではないからです。そういう人は同じように、自分の問題を他人の責任にして退職する傾向があります。

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「体力的にきつかった」ということを辞めた理由にあげている場合、どのくらいの負担できつかったのかも確認する必要があります。どの程度の労働時間で、具体的にどのような業務がきつかったのかといったことを聞くことで、その人の体力や仕事のスタンスを知ることができます。

「転職の回数や頻度」を見ることも大事なポイントです。どれくらいのスパンで職場を替わっているかを見て、半年や1年でコロコロと替わっている場合は、今回も同じスパンで退職する可能性が高いといえるでしょう。このような行動パターンは、高確率で繰り返されます。ただし「そのうち1カ所では10年継続して勤務している」といった場合は、風土さえ合えば務め続けてくれることが期待できます。そうでなく短い期間で転職を繰り返している場合は、雇ったとしても同じように辞めてしまうことが予測されます。

 

一部書籍より抜粋・編集

つづく

社会保険労務士 石川 恵

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院長のためのクリニック労務Q&A
―50のピンチを切り抜けるための実践ガイド―

編著 社会労務士法人 日本医業総研
ISBN978-4-904502-29-7
定価 本体1,200円+税
発行 MASブレーン

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