ユーカリが丘とくやま内科クリニック

德山宏丈先生 インタビュー

德山院長顔写真

 

ユーカリが丘 とくやま内科クリニック
院長 德山宏丈 先生

将来性豊かなエリアで、専門性の高いアットホームなクリニックを

千葉県佐倉市に広がるユーカリが丘は、都心から約38㎞に位置するベッドタウンです。「自然と都市機能が調和した21世紀の新環境都市」を基本コンセプトに、毎年の分譲件数を一定に定めることで年齢層のバランスを保つ「成長管理型」の開発が進められ、美しい街区が今なお形成されつつあります。

2015年9月、ユーカリが丘駅から徒歩約10分の免震高層マンションのすぐ前に、「ユーカリが丘とくやま内科クリニック」は開業しました。広い幹線道路に面した大手ハウスメーカーによる戸建て建て貸し物件には専用駐車場も確保され、来年春には隣接地に大型複合商業施設「イオンタウン」の開業を控えています。周辺にはさらに1,000世帯を超える戸建て分譲が計画され、近い将来はユーカリが丘の中心的機能を担う可能性をもったエリアです。

■先生は、大学病院や国立病院など臨床の最先端を歩まれてきたわけですが、開業の道に進まれたのはどうしてでしょうか。

父が津田沼(千葉県習志野市)で開業していたというバックグラウンドがありましたので、医師を目指した当初からいずれは開業しようと考えていました。そのため、開業に至るまでは医療の最先端で腕を磨きたいと考え、大学病院や独立行政法人(国立)病院、市中一般病院に勤務し、海外での研究経験もしてきました。

■母校の東京医科大学病院で6年間の研鑽を積まれた後にオーストラリアに留学されましたが、海外での研究経験ではどのような影響を受けましたか。

国内だけでの経験のまま開業医になったのでは「井の中の蛙大海を知らず」のごとく視野が限られると考えました。留学ではトランスレーションリサーチ(臨床応用への移行を視野に入れた基礎研究)として、免疫細胞を用いたがん治療法を中心に研究しました。また、日本の医療しか知らなかった自分にとってオーストラリアのイギリス式医療システムは非常に興味深く感じられました。一緒に行った家族にとっても約2年間の海外生活は非常に貴重な経験だったと思います。

■日本医業総研はどこでお知りになりましたか。

きっかけは、医業総研からの「モリシア津田沼」(複合商業施設)でのクリニックテナント募集のダイレクトメールでした。まだ開業については漠然としか考えていない時期でした。生まれ育った津田沼の駅前クリニックモールの話でしたので、話だけでも聞いてみようと面談したのが植村さんと小畑さんとの出会いになりました。

■開業コンサルの必要性と、医業総研を選ばれた理由は?

開業にどの程度の外部サポートが必要なのかということや、コンサル会社がどこまで責任をもってくれるのかということについては半信半疑でした。

コンサル部門をもっている医療関係企業は多く、無料のコンサル会社も少なくありません。しかしそういうコンサル会社は当然どこかに利益誘導するカラクリがあるだろうという不信感はありました。そんななかで医業総研を選んだのは、ベースが医業経営に特化した会計事務所であり、実績も十分だということへの信頼性でした。

開業医の父親とそれを裏方として支える母親を見て育ったとはいっても、いざ本気で開業を考えるようになると手探りな部分は多く戸惑いました。医業総研のコンサルタントである小畑さんや親泊さんは、そうした未知な部分について具体的な解決策を明快に提案・実践してくれたので大変助かりました。

■医院経営塾にも参加されたようですね。

受講しました。たいへん面白い企画だと思いました。受講を重ねていくなかで、徐々にイメージが形になっていきました。それは開業までのプロセスを埋めていく感覚です。開業後の経営に直接的に役立つ知識を身につけるという側面もありますが、事前に経営の手触りを感じるだけでも十分に参加する価値があると思いました。

■開業にあたってのクリニックのあり方、診療コンセプトをお聞かせください。

専門性の高い医療を、わかりやすい言葉で、わかりやすい形で提供したいということが一番です。担当の小畑さんとよく話していたのは、「夫婦でやっている、アットホームだけどおいしい、こだわりの蕎麦屋」というイメージです(笑)。クリニック開業にあたっては、しばらく専業主婦だった妻(医師)にも手伝ってもらうことが前提でしたので、おやじさんとおかみさんが「あうんの呼吸」で手際よく仕事をする中で、来て下さった方に心地よく感じていただけるような場所を目指したいと思っています。

■具体的にはどのような医療を実践されますか。

糖尿病の治療に関しては、食事療法、運動療法、薬物療法が基本です。薬物療法ばかりに力点を置いて食事療法と運動療法がおろそかになっているクリニックが少なくありませんが、当院では食事、運動についても患者さんのサポートが出来る体制を整えています。2Fのセミナールームを利用して、月に6回の管理栄養士による栄養指導、月に2回の運動療法士による運動療法、月に1回の糖尿病教室を実施しています。現在は通院患者さんにのみの対応ですが、いずれ地域に開かれたセミナーとして取り組んでいきたいと思います。

■薬物療法についてはどうお考えでしょう。

専門医として「おきまりの処方」ではなく、年齢・性別・体型・併存症など患者さんの個別性に配慮した“微妙なさじ加減”を大切にしています。薬は必要最小限に、というのが基本姿勢です。

服薬指導等についても調剤薬局任せにはせず、診察前に看護師が個別に服薬の状況、他院の処方薬、飲みやすさ、副作用、残薬の状況などを聞き取り、処方調整に活かしています。

糖尿病診療におけるクリニックの役割は、重症化や合併症を防ぎながら患者さんがよい状態を長く保っていくお手伝いをすることです。患者さんにとって治療を継続することの負担は少なくありませんが、糖尿病の治療はマラソンのようなものだということを理解していただき、クリニック全体として患者さんを支えていきたいと考えています。

■それにしても、将来性が感じられる理想的な開業物件に出会えましたね。

小畑さんの物件探しは「一番立地での開業」に徹底してこだわっていました。物件候補は、千葉や稲毛、津田沼などのほか、開業に優位と思われる前勤務先の近くでもいくつか検討しましたが、常に「一番立地であるか」を考えて下さいました。最終的に目がとまったユーカリが丘は、私が数年前にパート勤務していた聖隷佐倉市民病院から比較的近く、何回か子どもと映画館を利用したこともあって通勤が可能な距離であることは分かっていました。あるとき、前病院の後輩医師から「あのエリアには大きな病院から糖尿病患者さんを紹介できる地域のクリニックがない」とぼやくのを聞き、糖尿病内科クリニックの空白区であることがはっきりしました。そこで、週末に家族を連れて不動産会社の施設である「ユーカリが丘街ギャラリー」などに行って街が目指す将来像を見聞きしました。そして、ここなら自分の目指すクリニック作りが出来そうだと思い小畑さんに相談したその時期に、ちょうどこの物件の話が出てきたわけです。

■まだ立ち上がりから間もないのですが、現在の患者数はいかがですか。

開業から3ヶ月目で1日に20人前後で、事業計画で想定された数字はおおよそクリアされています。いま(11月)は風邪やインフルエンザの予防接種が多い時期だけに、一般的な内科疾患と糖尿病が半々といったところです。損益分岐の患者数は25人弱ですが、開業後も医業総研の親泊さんたちのサポートを受けながらやるべきことはやっているという自信はありますので特に不安はありません。

■開業を果たされて、勤務医時代との意識の変化はありますか。

クリニックを開業して院長になるということは、患者さんはもちろんスタッフや地域の方々に対しても大きな責任をもつのだということがよく分かりました。まわりの人たちから信頼されることの裏返しが責任ということになりますが、それこそが開業医にとってのやりがいだと感じています。

 

ユーカリが丘 とくやま内科クリニック
院長:德山宏丈

診療科目
糖尿病内科 内科

〒285-0850 千葉県佐倉市西ユーカリが丘7-2-2
TEL 043-464-0707
http://tokuyama-naika.jp 

院長プロフィール
東京医科大学卒業。
医学博士、総合内科専門医、糖尿病専門医、消化器病専門医。
1999年、東京医科大学病院 消化器肝臓内科
2005年、オーストラリア・クイーンズランド大学医学部 客員研究員
2008年、千葉大学大学院医学研究院 細胞治療内科学
2009年、国立病院機構千葉医療センター 糖尿病代謝内分泌内科
2013年、千葉大学医学部附属病院 糖尿病代謝内分泌内科 助教
2015年、ユーカリが丘とくやま内科クリニック 開院

▲ ページのトップに戻る