スタッフの採用・教育
パートフタッフにこそ気配りを
スタッフの採用については、開業時は、固定経費の軽減を念頭にパート中心でシフトを 組むことをお薦めします。その場合、急なシフト変更への対応や、本人の通勤負担を考慮し、クリニックから近距離に在住の方が良いわけですが、半面、彼(彼女)らは地域住民とのプライベートな係わりも深いことを忘れてはなりません。今後は患者さんにもなり得るわけですから、不採用を通知する際にも、細心の注意と心遣いが必要です。
雇用者とフタッフのより良い関係作りのために
面接では、経営理念と提供したい医療コンセプトをしっかりと伝えることが大切です。 クリニックは小さな組織で濃密な人間関係が形成されますから、理念を理解し共有できなければ、運営に齟齬をきたし、トラブルの原因にもなります。また、双方のフェアな関係を維持するために、業務規則や、雇用に関する合意書面などを事前に整備しておくことも経営者の責務です。
患者さんの視点に気づく教育を
医療サービスを提供することは、良質な医療は勿論のこと、スタッフ一人ひとりが、患 者さんの視点にたった気づきを持って、対応を行なうということです。受付に始まり、診察、検査、処置、会計までの流れのなかで、患者さんは院長よりもスタッフと接する時間の方が多いものです。また、待ち時間中も他の患者さんへの対応や電話応対など、スタッフの一挙一動からクリニックを評価する側面もあります。
ベクトルを共有し、チームでスキルを高める
私たちの行なう開業前研修は、経営理念の浸透、性格の把握と役割分担、チームワーク、 接遇マナー、模擬診療等を通して、個々の意識とスキルを高めると同時に、チーム全体が患者視点を一義にし、ベクトルを共有することに主眼を置いたものです。スタッフによる医療サービスとは、マニュアルだけで教えるものでなく、チームで考えてルール化し、実践していくことで醸成され、クリニックの風化として根付かなければならないと私たちは考えます。












